妊娠・出産は女性の憧れ!?
皆さんは妊娠・出産に対してどのようなイメージをお持ちですか?
「幸せ」や「喜び」、「楽しみ」といった好意的なものでしょうか。
それとも「大変」、「痛い」、「自由が利かなくなる」などの複雑なイメージでしょうか。
どんなイメージを持っているにしろ、9割近くの女性は結婚している、していないに関わらず、いつかは妊娠・出産をしてみたいと考えている、もしくは考えていたと言われています。
それは女性として妊娠・出産に興味や憧れを持つ人が圧倒的に多いということですよね。
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いつかっていつ?いつなら妊娠・出産OKなの?
いつかは妊娠・出産がしたいと考えていても、いざ!!となると決断できない人は意外に多いものです。
では皆さんは、具体的にいつ妊娠・出産をしたいと考えているのでしょうか。
「好きな人ができたとき」でしょうか、「結婚することを決めたとき」でしょうか。
「収入が安定したとき」でしょうか、「年齢」が候補に挙がりますか?
「計画的」にでしょうか、それとも「自然の流れ」にまかせるものでしょうか。
「妊娠も出産もしない」という選択もあります。
人それぞれ事情がありますから、もちろん色々な考えがありますよね。
私自身、妊娠・出産に関して興味や憧れを持っていた1人です。
いつかは妊娠・出産がしたいなと思っていたので、お付き合いする度に妊娠・出産については必ず考えていました。
お付き合いの段階では難しかった妊娠・出産も、結婚すればいつ機会が訪れてもおかしくありませんよね。
そう思っていた私ですが、結婚当初はまだ妊娠・出産したくないと言い、ようやく決意したのは結婚してから実に7ヶ月が過ぎたころでした。
まだ妊娠・出産したくない!!そう考える理由…
経済的な不安
妊娠・出産、そして育児には本当にお金がかかります。
検診や分娩は助成があったりしますが、マタニティー用品やベビー用品は自力で揃えなくてはなりません。
また、出産後に育児休暇を取得すると育児給付金が支給されますが、収入面は確実に減ってしまいます。
仕事を失う不安
女性の社会進出が進んでいますが、理解のある会社ばかりではありません。
妊娠・出産を機に閑職に追いやられてしまったり、制度として産休や育休があるものの実際には退職を迫られることも残念ながらあるのです。
妊娠による体調不良などから自ら退職の道を選ばざるを得ないこともあります。
出産・育児の不安
経験したことがないというのは恐怖を抱きやすいです。
陣痛や会陰切開、体験談などを聞いてビックリしているかもしれません。
子育てという未知の領域にちゃんと育てられるのかと不安を持っている人も多いでしょう。
私の不安
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結婚して半年後に結婚式を挙げることにしていたので、式が終わるまでは妊娠したくありませんでした。
今どきマタニティー婚も珍しくありませんし、結婚を祝ってくださる大勢の方が集まる場で、そんな報告ができるなんて幸せだとも思います。
でも大なり小なり悪阻があった時のことを考えると、妊娠する気にはなれませんでした。
ちなみに…別記事でお話させていただきますが、私は悪阻は全くと言っていい程ありませんでしたが、妊娠10週で切迫流産になってしまったので、今となっては妊娠していなくて正解でした。

新婚旅行も妊娠を決意できない理由の一つでした。
私は海外旅行に行ったことがなかったので、新婚旅行が初めての旅行でした。
国内などゆっくりできるプランにしようかとも考えたのですが、どうしてもトルコに行きたい!!と諦めきれませんでした。
トルコ、片道12時間かかるので妊娠していたら厳しいかなと思いました。
すごく素敵なところでしたが、新婚旅行の後くらいから情勢が不安定になってしまって残念です。
もう一つ、仕事に必要な資格試験を結婚式の約1ヶ月後に控えていました。
日頃からコツコツ勉強していれば問題ないのですが、仕事をしながら結婚式の準備や、実技研修や症例報告をこなしながら勉強はできないと思いました。
案の定、結婚式が終わってから徹夜しながら勉強することになり、妊娠する余裕はありませんでした。
私の場合「●●ができなくなる不安」に集約されていました。
やりたい事は全てやり遂げると自然と妊娠したい、子どもが欲しいと思うようになりました。
何が不安なのか理解して受け止めて
妊娠・出産したくないと考えてしまうことを自分で責めてしまっていませんか?
結婚したからといって、すぐに妊娠・出産したくないと考える人は少なくありません。
そう思ってしまうのは妊娠・出産によって引き起こされる不安が根本にあることがほとんどです。
何故、妊娠・出産をしたくないのか理解した上で、その不安を解消することができれば自然と妊娠・出産がしたいなと思うようになるのではないでしょうか。