切迫流産で入院!!どの位で退院できるの!?

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切迫流産
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切迫流産の治療は投薬や手術などの処置が行われることもありますが、基本的には安静にすることが一番の治療といわれています。

自宅安静で改善することもありますが、症状によっては入院が必要になるケースも少なくありません。

今回は、切迫流産により入院治療を行うことになった場合の治療方法や入院期間などについてお伝えしたいと思います。

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入院が必要なのはどんな時??

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妊娠22週未満で子宮内に赤ちゃんは残っているものの、出血や痛みの症状を伴って流産しかけている一歩手前の危険な状態を切迫流産といいます。

自宅安静で様子をみることができるのは「出血がおりものに混じる程度」「出血が付着程度の少量」であったり、「出血以外の目立った症状がない」などの軽度の場合に限ります。

「出血が大量」「子宮口が開きかかっている」「子宮収縮が治まらない」「赤ちゃんの心拍に異常がある」といった問題が1つ、または複数ある場合には入院が必要になることがほとんどです。

入院が必要なのかどうかは医師が判断しますが、同じ状態であっても医師の考え方によっては対処は違ってきます。

不安な場合は遠慮せずにしっかりと確認しましょう。

私が切迫流産と診断されたとき、最初に受診した医療機関では安静にするしかないから帰宅、もしくは1泊入院と言われました。

しかし、セカンドオピニオンで受診した出産予定の医療機関では即刻入院を言い渡され、40日間入院することになりました。

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安静治療

冒頭でも触れていますが、基本的な治療は「安静」に過ごすことです。

自宅安静では必要に迫られて家事をしてしまったり、上の子の面倒をみたりと安静にすることが難しいと感じるかもしれません。

入院すると身の回りのことは看護師や助産師に任せて、しっかりと安静にすることができるメリットがあります。

移動が制限される!!

入院中は赤ちゃんやママの状態によって異なりますが、ベッドから降りてはいけない「ベッド上安静」、病室での移動が許される「室内安静」、病棟内での移動が許可される「病棟内安静」などの指示が出されます。

清潔が制限される!!

普段何気なしに行っている「入浴」も身体に結構な負担がかかりますので、温かいタオルで身体を拭く「清拭」や頭を洗ってもらう「洗髪」、湯船には入れない「シャワー」など清潔行動が制限されることもあります。

投薬治療、処置など

その他には必要に応じて、お腹の張りや出血を抑えるための投薬治療や手術などをはじめとする処置が行われますが、これは対症療法に過ぎないので高い効果は望めません。

止血剤

内服薬と注射薬があり、不正出血が多い場合に用いられることがあります。

よく使われるのはアドナ、チチナ、トランサミンなどです。

ホルモン剤

ホルモン剤を用いることで妊娠の継続を目指します。

妊娠黄体を刺激することにより間接的に黄体ホルモンの分泌を促進させるhCG、子宮内膜を厚くして妊娠を維持させるようにする黄体ホルモン(プロゲステロン)などを筋肉注射します。

子宮収縮抑制剤

内服薬と注射薬があり、子宮収縮がある場合または予防的に用いられることがあります。

妊娠16週未満ではダクチル、妊娠16週以降はリドトリンというお薬がよく使われます。

膣洗浄

不正出血を膣内で放っておくと細菌が繁殖してしまいます。

子宮内が感染状態となると流産の危険性が増すため、医師が膣内を洗浄します。

手術

子宮頸管無力症がある場合には子宮頸管縫縮術を行います。

私は子宮頚部高度異形成という病気になった既往があります。

手術治療を行いましたが、その治療の後遺症として子宮頸管無力症になりやすいリスクを抱えていたので予防的に手術を行いました。

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長期入院は覚悟して…

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切迫流産の入院期間は一般的な疾患と比べると入院期間が長期に渡ることも少なくありません。

赤ちゃんやママの状態によって異なりますが、1週間ほどで退院できることもあれば、数週間~数ヶ月入院しなければならないこともあります。

入院期間は明確な基準はなく、流産の危険がなくなったと医師が判断するまで入院が必要になります。

切迫流産の原因が胎盤形成による少量の出血であれば、出血が治まってドップラーで心音が聞こえる妊娠10週ころ、絨毛膜下血腫で出血が多い場合には血腫が吸収される妊娠16週ころが退院の目安になります。

子宮収縮がある場合には内服薬で子宮収縮のコントロールができないと退院は難しいですし、子宮口が開きかけている子宮頸管無力症の場合は手術をしないと退院できないかもしれません。

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おわりに

切迫流産で入院すると入院生活がとてつもなく長く、終わりが見えないような気持ちになるかもしれません。

私も妊娠10週のときに絨毛膜下血腫による不正出血が大量にあり、切迫流産の診断で入院となりましたが、なかなか改善がみられず「ちゃんと治るのか…」「退院はいつごろできるのか…」と毎日途方に暮れていました。

でも多くの場合、適切な対処が行われれば安定期に入ることには退院ができることがほとんどです。

切迫流産はお腹の赤ちゃんからママに発せられた「ゆっくり休んで」というメッセージ。

しっかりとそのメッセージを受け取って、赤ちゃんと出会える日に備えて下さいね。