赤ちゃんの1ヶ月検診が終わると、それまでお家でゆっくりしていたママも赤ちゃんも少しずつお出かけし始めることになります。
近場であれば抱っこヒモやベビーカーなどでお出かけするかと思いますが、歩いて行けないような遠出をすることもありますよね。
そんなときには車でお出かけするのが便利です。
今回は、赤ちゃんと車でお出かけするために必要な準備や注意点についてお伝えしていきますね。
チャイルドシートを準備しよう
6歳未満の子どもが車に乗るためにはチャイルドシートの着用が義務付けられています。
赤ちゃんもチャイルドシートの着用義務がありますので、早い場合には産院から退院するタイミングでチャイルドシートが必要になるかもしれません。
生まれたばかりの赤ちゃんは首も据わっておらず、チャイルドシートに乗せるよりも抱っこした方が安全なのではないかと思う方もいるかと思います。
でも、車の振動や万が一の事故に合った場合など、チャイルドシートに乗っている方が衝撃を吸収できるのでより安全なんですよ。
チャイルドシートの選び方
新生児期から乳児期の赤ちゃんが使用するチャイルドシートには2種類あります。
月齢や年齢に合った種類のチャイルドシートを選びましょう。
ベビーシート
新生児期から生後1歳頃まで使用できるチャイルドシートで、赤ちゃんを進行方向に対して後ろ向きに座らせます。
首が据わっていない赤ちゃんにはフラットになって横になれるベビーシートがオススメです。
チャイルドシート
新生児から4歳頃まで使用するチャイルドシートで、赤ちゃんを前(進行方向)向きに座らせます。
新生児から7歳ころや12歳頃まで使えるジュニアシートも兼用したロングユース商品もありますよ。
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チャイルドシートが免除されることもある
例外としてバスやタクシーなどに乗車する場合は、チャイルドシートの着用義務が免除されます。
また、緊急時、授乳やおむつ交換、座席ベルトがない車、皮膚炎がひどい、サイズが合わない、チャイルドシートを使用すると乗車定員が乗れなくなる場合もチャイルドシートの着用義務が免除されます。
もしかしてあなたにも着用免除の機会が訪れるかもかもしれませんが、そのときは赤ちゃんが安全に車に乗車できるよう心がけることが大切ですね。
車でお出かけする時の注意点
新生児期や生後1~2ヶ月では少しずつお出かけできるようになりますが、赤ちゃんの身体はまだまだ未熟です。
チャイルドシートで振動や衝撃を100%吸収できるわけではないので、お出かけする場合は短時間で済ませるようにましょう。
生後3ヶ月から生後4ヶ月して赤ちゃんの首が据わってくると、比較的安心して車に乗せられるようになります。
腰がしっかりしてくる生後6ヶ月以降は、旅行など長距離移動も可能になります。
短時間から慣らしていき、少しずつ移動距離を伸ばしていくようにしましょう。
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長時間の移動では休憩が必要
チャイルドシートの連続使用は1時間までが推奨されています。
30分~1時間毎に10~15分ほどの休憩をとるようにし、赤ちゃんの様子をみながら移動しましょう。
長時間同じ姿勢でいると疲れたり、腰が痛くなったりするのは赤ちゃんも一緒です。
休憩時には赤ちゃんを抱っこして身体をほぐしたり、オムツを替えるなどしてあげて下さい。
温度に気をつける
暑い時期には車内だけでなく、チャイルドシート自体が熱くなってしまいます。
エアコンを付けて車内温度を調節すると思いますが、チャイルドシートにこもった熱はなかなか逃げません。
熱中症にならないようチャイルドシートやカバーに保冷剤を忍ばせるなどしてあげて下さい。
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また保冷剤を使う場合は、赤ちゃんを冷やし過ぎないように気をつけて下さい。
赤ちゃんは体温調節が上手くありませんので、体温が下がりすぎてしまう場合があります。
車内に一人にしない
車の揺れが心地いいのか、車移動中に眠ってしまう赤ちゃんは意外と多いです。
起こしてしまうのは可哀想ですが、赤ちゃんを車内に残すようなことは絶対に避けましょう。
車内に赤ちゃんを置き去りにした結果、脱水症状を起こしたり、タオルなどで窒息したりするケースは後を絶ちません。
私の経験談

自宅から車で1時間くらいかかる病院で出産したので、赤ちゃんは退院時、早速チャイルドシートに乗ることになりました。
小さくてフニャフニャしているので思わず抱っこして帰りたい!と思いましたが、グッと我慢して赤ちゃんはチャイルドシートに乗せました。
運転はパパに任せて、私は後部座席に乗り込んで赤ちゃんを見守りながら帰りました。

はじめて2人でお出かけするとき、後ろ向きにチャイルドシートがついているので赤ちゃんの様子がわからずにとても心配でした。
様子が確認できるようにミラーをつけてみたらとっても便利でした♪
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赤ちゃんからもミラー越しにパパママが見えるので喜びますよ☆彡
おわりに
注意しなければならない点はありますが、車で移動できるようになると生活は便利になります。
しかし、車での移動は少なからず赤ちゃんの身体に負担をかけるものです。
帰宅後にはママやパパの抱っこでゆっくりと休ませてあげましょう。